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1. はじめに:補助金の概要と目的
浜松市は、市内の中小製造事業者のIoT化・システム化を促進し、生産性向上やデータ活用による新たな事業展開を支援するため、「中小ものづくり企業IoT化促進事業費補助金」を設立しました。
この補助金は、市内の中小ソフトベンダーとの連携を通じて、製造業のデジタル化を推進することを目的としています。
2. 補助金の詳細
2.1 補助対象者
浜松市内に事業所または事務所を有する中小製造事業者
資本金3億円以下または常勤従業員数300人以下の会社及び個人
市税を滞納していないこと
反社会的勢力に関わる企業でないこと
2.2 補助対象事業
生産性向上に関するIoT化・システム化
データの活用化に関するIoT化・システム化
※浜松市内で行うIoT化・システム化計画の作成やシステム開発・導入が対象
2.3 補助金額と補助率
補助率:補助対象経費の1/2以内
補助上限額:100万円
2.4 補助対象経費
ソフトウェア導入費用
クラウド費用
借損料(リース料・レンタル料)
外注委託費
専門家経費
※ハードウェアの購入費用は対象外
3. 申請方法と期間
申請期間:2024年6月12日(水)~8月16日(金)当日消印有効
申請方法:郵送にて提出
必要書類
補助金交付申請書
定款の写し、会社概要
直近2期分の決算書
市納税証明書
市民税・県民税特別徴収義務者指定通知書の写し
補助対象経費の見積書の写し
暴力団排除に関する誓約書
4. 審査方法と審査項目
採択審査委員会による書類審査および申請者の発表審査
主な審査項目
事業の実現性
事業の効果
事業の実施体制
事業費の妥当性
地域経済への波及効果
5. 事業実施のスケジュール
2024年8月16日:公募締切
2024年9月上旬:審査委員会、交付決定
2024年9月上旬~2025年1月31日:事業実施期間
2025年2月上旬:実績報告・確定検査
2025年2月下旬:交付確定
6. 注意事項と留意点
市内の中小ソフトベンダーとの連携が必須
交付決定前の事業着手は補助対象外
事業完了後、3年間の成果報告が必要
補助金は精算払いのため、立替払いが可能であることが必要
7. よくある質問(FAQ)
Q1: 公募開始日よりも前に取得した見積書は対象となりますか?
A1: 公募開始日よりも前に取得された見積書も有効です。
ただし、交付決定後の経費のみが補助対象となります。
Q2: 中小製造業の定義はどのようなものですか?
A2: 日本標準産業分類の大分類項目名が「製造業」となっている分類が対象です。
詳細は総務省のウェブサイトでご確認ください。
8. まとめ:IoT化による期待効果
本補助金を活用することで、以下のような効果が期待できます
生産性の向上:IoT化による業務効率化
データ活用の促進:リアルタイムデータ分析による意思決定の迅速化
新規事業の創出:データを活用した新サービスの開発
地域経済の活性化:先進的な取り組みによる地域全体の競争力向上
浜松市の中小製造業の皆様、この機会を活用して自社のデジタル化を推進し
さらなる成長と発展につなげましょう。
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