今回は地域密着型の企業や新規事業が対象となる「ローカル10,000プロジェクト」をご案内します。
ローカル10,000プロジェクトとは? ー地域密着型事業を支援ー
ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)は、産学金官の連携により、地域の人材・資源・資金を活用した新たなビジネスを立ち上げようとする民間事業者などのみなさまの初期投資費用を支援するものです。
ホームページには活用事例として以下のような事業が紹介されていて、幅広い業種が対象となりうることが分かります。
<活用分野の一例>
飲食業(カフェ、レストラン)
観光・宿泊業(宿泊施設)
食品加工業(水産物、農産品)
<参考事業の一例>
遊休施設を改修したコワーキングスペースの整備
地域の農産物を加工した新商品の開発
地域の水源を活かした生食用サーモンの大量養殖
クラフトビールの製造・工場見学
ズリの活用による再生エネルギー創造 伝統工芸品の制作
廃校跡地を活用したグランピング施設の整備
放任竹林から生産した竹パウダーと 市内の下水汚泥の混合・発酵による高機能肥料の製造
サイクリング観光拠点整備(海の駅改築、サイクルシップ建設)
どんな事業者が対象?
業種は特に限定されていませんが、詳しい条件は地方自治体や金融機関をご相談を実施していただき、詳細を確認して事業化の支援を受けるという流れになります。
事前に事業が該当するかどうか確認できるチェック事項は以下の6点となります。
地域の資源を活用する事業である
地域金融機関からの融資を検討している
地域の新たな雇用創出に期待できる事業である
事業の安定した スタートを切るこ とができる
地域課題の解決につながる事業である
新規事業の立ち上げである 新規性・モデル性が感じられる事業である
対象経費について
対象経費は右の図の通りとなります。
・施設整備費(土地の購入費は対象外)
・機械装置費
・備品費
・調査研究費
事業を行う上での初期投資が幅広く対象経費と
なっています。
交付額について
交付額の上限は3段階に設定されていて、2,500万円、3,500万円、5,000万円となります。
交付額の上限は最低融資額によって決まります。
融資額が2,500万円の場合
交付額の上限は2,500万円
融資額が5,250万円の場合
交付額の上限は3,500万円
融資額が10,000万円(1億円)の場合
交付額の上限は5,000万円
大型の交付金のため、最低限必要となる融資額も大きくなります。
具体的な活用事例
以下に実際の活用事例を3例ご紹介します。
どれも地域密着型で地場の強みを活かした前向きな事業となっています。
補助金では一般的に対象外となりやすい一次産業が多くピックアップされている点でも多くの事業者が活用できるチャンスです。
申請を行うには?
まずは事業実施地域の地方自治体へ事業内容や条件等をご相談ください。
そして、地域金融機関からの融資が申請の条件となりますので、地域金融機関にもご相談ください。
制度に関する詳細は総務省の窓口までご連絡お願いいたします。
申請に必要な書類作成でお困りの場合、弊社にお問い合わせください。
総務省問い合わせ先 | 総務省自治行政局地域力創造グループ地域政策課 |
電話番号 | 03-5253-5523 |
ホームページ |
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